【読書】笹の舟で海をわたる
初めて読んだ角田光代さんです。
読んで思ったことは、向田邦子さんのドラマを見ているようだと感じた。
戦時中に疎開をした女性が、昭和を生き抜く作品。
自分が正しいと信じ、思い通りに行かないと突き放してしまう主人公とその家族の話。
昭和から平成初期までの歴史を見るようで楽しい。昭和の大河ドラマです。
おそらく、現役世代の人は主人公の彼女の考えは理解できない人が多いと思います。
世代間の考え方の違いをうまいこと書いているのかなと感じました。
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